“わが投資術 市場は誰に微笑むか”読まれましたか?
清原さん方法でやってみようとしたものの、スクリーニングのやり方わからず困っていないでしょうか?
この記事ではわが投資術の投資方法について整理した後、
キャッシュニュートラルPERにてスクリーニングする方法を紹介します。
清原さんの投資術
清原さんの投資術は”割安小型成長株“から良さそうな銘柄を買う手法です。
重要視するのは、PERとネットキャッシュ比率です。
割安と言ったらPBR1倍割れじゃないの?と思われるかもしれませんが、
PBRが低くてもその資産が古くて利益の出ない資産だとしたら割安と言えません。
そこで重要視するのが、
①PER = 株価 / 一株当期利益 = 時価総額 / 当期利益
②ネットキャッシュ比率 = (流動資産+投資有価証券×70% – 負債) / 時価総額
この2つを組み合わせた考え方がキャッシュニュートラルPERです。
キャッシュニュートラルPER = PER × (1 – ネットキャッシュ比率)
スクリーニング方法
さっそくスクリーニング方法を紹介します。
ただ残念な点が1点あり、検索結果の後ろが割安な銘柄です。
サイトと検索方法は以下です。
TDnetSearch: https://tdnet-search.appspot.com/analyze
Expression:per * (1-(現金及び預金 + 受取手形及び売掛金 + 0.7 * 投資有価証券 – 負債) / 時価総額)
Filter: per < 10 AND per > 0 AND 自己資本比率 > 40
※ 投資有価証券と負債の間の”-“を半角に変換願います
検索結果:こちら
結果を絞るため、自己資本比率40%より大きく、per10倍より小さい銘柄に絞っています。
100銘柄表示されるため、検索した後にページ下のNEXTから一番後ろまで移動して下さい。
紹介のサイトではスコアが高いものが上に来るため、一番割安な低キャッシュニュートラルPERの銘柄は後ろになります。
逆数をとることも考えましたが、割安すぎる銘柄は負の値をとるため面倒ですがこのやり方が良いかなと思います。
2024年5月4現在だと470位丸八ホールディングスが最も割安な結果となっています。
筆者の経験
筆者も割安小型株で大きく値上がりをした経験があります。
購入した銘柄はA&Dホロンホールディングスという会社です。
2022年10月頃から購入し始め、当時PER約6倍ほどでした。
今回紹介する手法とは違い自己資本比率が低く、今思えば少しリスクが高かったですが、
割安な銘柄が成長し注目されると2倍以上のリターンを得ることができました。
体系立てられたキャッシュニュートラルPERで
低リスクでも2倍以上のリターン得ることができると考えています。
まとめ
今回は清原さんの”わが投資術 市場は誰に微笑むか”の
スクリーニング方法を紹介しました。
次回以降はスクリーニングした銘柄の中から個別銘柄を分析していきたいと思います。
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